Unityでキーボード入力を扱う
Unity逆引き:キーボード入力を扱う
キーボードの入力判定には5種類あります。
- 特定のキーが押されているか否か
- いま特定のキーが押されたか否か
- いま特定のキーが離されたか否か
- 何らかのキーが押されているか否か
- いま何らかのキーが押されたか否か
特定のキーが押されているかを確認する
Input.GetKey()を使うと、特定のキーが押されているかどうかをbool型の値で取得できます。 たとえば「矢印キーを押している間、移動する」というような機能で使えます。
using UnityEngine; using System.Collections; public class ExampleClass : MonoBehaviour { void Update() { if (Input.GetKey(KeyCode.RightArrow)) { print("右矢印キーが押されている"); } } }
引数には、文字列またはキーコードを渡します。キーコードの一覧はScripting APIのKeyCodeで確認できます。
いま特定のキーが押されたかを確認する
Input.GetKeyDown()を使うと、いま特定のキーが押されたかどうかをbool型の値で取得できます。 たとえば「スぺ―スキーを押した瞬間、ジャンプする」というような機能で使えます。
using UnityEngine; using System.Collections; public class ExampleClass : MonoBehaviour { void Update() { if (Input.GetKeyDown(KeyCode.Space)) { print("いまスペースキーが押された"); } } }
いま特定のキーが離されたかを確認する
Input.GetKeyUp()を使うと、いま特定のキーが離されたかどうかをbool型の値で取得できます。 たとえば「スぺ―スキーを離された瞬間、ジャンプする」というような機能で使えます。
using UnityEngine; using System.Collections; public class ExampleClass : MonoBehaviour { void Update() { if (Input.GetKeyUp(KeyCode.Space)) { print("いまスペースキーが離された"); } } }
何らかのキーが押されているかを確認する
Input.anyKeyを使うと、何らかのキーが押されているかどうかをbool型の値で取得できます。 この「何らかのキー」には、マウスのボタンクリックも含まれます。
using UnityEngine; using System.Collections; public class ExampleClass : MonoBehaviour { void Update() { if (Input.anyKey) { print("キーもしくはマウスボタンが押されている"); } } }
いま何らかのキーが押されたかを確認する
Input.anyKeyDownを使うと、いま何らかのキーが押されたかどうかをbool型の値で取得できます。 この「何らかのキー」には、マウスのボタンクリックも含まれます。
using UnityEngine; using System.Collections; public class ExampleClass : MonoBehaviour { void Update() { if (Input.anyKeyDown) { print("いまキーもしくはマウスボタンが押された"); } } }